薬品不使用で体に安心な最新技術の液体CO2抽出法にてカフェインを99.9%カットしたコーヒーです。カフェインを摂取する事を控えたい方にオススメです。コロンビアらしいマイルドな苦味とコクのコーヒーです。
甘味 |
★★★★ |
コク |
★★★★★ |
まろやかさ |
★★★★★ |
香り |
★★★★★★★ |
酸味 |
★★ |
苦味 |
★★★★ |
★印8段階、オススメ焙煎での評価です。
コーヒー豆 データ
原産国 |
コロンビア |
生産国 |
ドイツ |
生産者 |
CR3カフェフェアデルングMヘルムゼン社 |
品種 |
アラビカ種 |
プロセス |
ウォッシュド |
カフェイン抽出方法 |
液体CO22(二酸化炭素)抽出法 |
カフェイン残留率 |
0.073% |
品質 |
ISO9001 |
オススメ焙煎 |
中煎り |
最新技術【液体CO2(二酸化炭素)抽出法】
デカフェ(decaffeinatedの略Decaf)とは、脱カフェイン処理をしたコーヒーのことです。ヨーロッパでは、デカフェには一定の規格が設けられており、カフェイン含量がコーヒー豆中の0.2%以下であるもの以外はデカフェという名称を使うことはできません。しかし、日本では明確な規準が設けられていないため、デカフェやカフェインレス、カフェインフリーなどをうたっていても90%程度のカットであったりする物もあります。 薬品不使用で、環境中にありふれた物質で毒性のない二酸化炭素を使用する体に安心な最新技術、液体CO2(二酸化炭素)抽出法にてカフェインを99.9%カットしました。今までカフェインレス・コーヒーではあきらめていたコーヒー本来の香りや、美味しさを残せる新しい抽出方法です。この抽出方法は、ドイツで発明されヨーロッパやアメリカ・日本でも特許を取得しています。超臨界CO2(二酸化炭素)抽出法よりもコーヒー豆に優しい条件で抽出をするため、香りや味が損なわれにくいのが特徴です。分析値を見てもクロロゲン酸などの数値が本来のコーヒーに近く、数値によっても美味しさが証明されています。
液体CO2(二酸化炭素)抽出法でのカフェイン抽出工程
コーヒー生豆をクリーニングし、更に磨いてから脱カフェインレス処理を開始します。水蒸気にて水分を含ませ約2倍に膨張させたコーヒー生豆を、液体CO2(二酸化炭素)につけ、気圧65〜70バール、温度20〜25℃にし、カフェインを溶かしださせ除去します。低圧に保たれた真空ポンプによってコーヒー生豆の水分を吸いだし、約10%の水分値を目安に乾燥させます。すると、カフェイン残存率0.1%以下のカフェインレスのコーヒー生豆が完成します。
その他のカフェイン抽出方法
有機溶媒抽出法・・・1906年にドイツで開発された世界最初の脱カフェイン法だが、有機溶媒を直接コーヒー生豆に接触させるため安全面での問題から現在は日本での販売は認められていません。
水抽出法(ウォーター・メソッド)・・・1941年にスイスで開発された抽出法で、水を使用しているので安全ですが、風味や味が落ちるとも言われています。
超臨界CO2(二酸化炭素)抽出法・・・1974年に開発された比較的新しい方法で、環境中にありふれた物質で毒性のない二酸化炭素を使用し、カフェインを脱処理する方法です。二酸化炭素を、気圧250バール、温度80〜90℃の状況下で超臨界流体(気体とも液体とも違う状態で、気体の拡散性と液体の溶解性を持つ状態)にし、解け出したカフェインのみを抽出します。常温に戻せば二酸化炭素の除去が容易にでき安全。