柑橘系のフレーバーがあり、甘みのあるクリーンなカップでボディも強くしっかりした味わいです。
甘味 |
★★★★ |
コク |
★★★★★ |
まろやかさ |
★★★★★★ |
香り |
★★★★★★★ |
酸味 |
★★★ |
苦味 |
★★★★ |
★印8段階、オススメ焙煎での評価です。
コーヒー豆 データ
エリア |
アティトラン |
品種 |
ブルボンなど |
プロセス |
ウォッシュド |
標高 |
1200〜1400m |
オススメ焙煎 |
中煎り |
グァテマラの良質なコーヒー産地の1つ
グァテマラは中央アメリカ北部に位置し、北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバルと国境を接する国です。北東はカリブ海に、南は太平洋という2つの海に面し、国土の大部分が山地からなっています。グァテマラには、ANACAFE(アナカフェ)と呼ばれるグァテマラ国立コーヒー生産者協会(Association Nacional del Café)が定める8つの良質なコーヒーの産地があります。その8地域は、アカテナンゴ、アティトラン、アンティグア、ウエウエテナンゴ、オリエンテ、コバン、サンマルコス、フライハネスです。
高品質コーヒーに適した最高の環境
世界で最も美しいとも称されるアティトラン湖の周辺地域は、良質なコーヒーの産地として有名です。美しいアティトラン湖の名前にも負けないような品質の高いコーヒーが、このアティトランです。アティトラン湖周辺は、ANACAFE(グァテマラ国立コーヒー生産者協会)が定める8つの良質なコーヒー生産地区の中の1つに認定されています。アティトラン湖は、8万年以上前の火山活動によって生まれた深さ約300m、面積約360平方kmの大きなクレーター湖です。標高1500mのアティトラン湖は、3000m級の3つの火山(アティトラン火山、トリマン火山、サンペドロ火山)に囲まれています。昼夜の寒暖の差が大きく、ショコミルと呼ばれる午後の強い風など、独特の気象がアティトラン湖周辺はあります。更に、アティトラン地域は、ANACAFEが定める火山性のコーヒー産地の中で、最も有機物に富んだ土壌を持っています。これらの環境が『芳醇で豊か、フルーツの香りがあり、キリッとした際立ったボディ』と表現されている素晴らしいコーヒーを生み出します。このアティトランは、アティトラン地域にあるソロラ県サン・ルーカス・トリマン村、サンティアゴ・アティトラン村、サン・ペドロ・ラグーナ村、サン・ホワン・ラ・ラグーナ村で収穫されたコーヒーです。この地域のコーヒー栽培は、マヤの末裔であるツトゥヒルとカクチケとう原住民たちによって支えられています。1950年代にこの地区に初めてコーヒーが栽培されて以後、彼らは3世代にわたって豊かな土壌と雨に恵まれたこの地でブルボン種を中心に昔ながらの原生林を使った栽培を続け、完熟果実を丁寧に収穫しています。